ラップが上手くなりたいならボイトレは必須?発声や滑舌をよくするコツと練習法

ラップを練習しているけど「即興で言葉が出てこない」、「声質がよくない」、「滑舌が悪い」、「歌が上手くない」など、ラップに関していろんな悩みがある人も多いのではないでしょうか。

趣味として友達同士でラップをするだけあれば特に気にする必要はないと思いますが、プロのラッパーになりたいのであれば、そのような悩みはすべて克服する必要があります。

 

今回は、ラッパーを目指している人に向けて、ラップを上達させるコツと具体的な練習法を解説していきたいと思います。

この記事の対象者
  • ラップが上手くなりたい人
  • プロのラッパーになりたい人

 

目次

ラップを上達させるコツ

ラップを上達させるコツは以下の通りです。

  • 恥ずかしがらない
  • 単調にならない
  • 滑舌を意識する
  • 感情を乗せる
  • 韻を強調する

この5つを意識するだけで、かなりラップは上手くなるはずです。

恥ずかしがらない

恥ずかしがらない

ラップで最も大切なのは、恥ずかしがらないことです。

 

特に初めてみんなの前でラップを披露する時や、初心者のうちは周りの目が気になると思います。

でも周りの目を気にした状態では、余計にラップに集中できなくなり、自分の実力を存分に発揮できなくなります。そして周りからも余計にダサく見えてしまい、それこそ本当の意味で恥ずかしいです。

ダンスと同じで豹変する(スイッチを入れる)ことを意識してみてください。

 

ラップが上手くて自信がついてくれば、恥ずかしさは次第に消えてきます。

というか、自分がカッコイイと思って始めたはずのラップを、恥ずかしがる必要はありません。周りの目は気にせず堂々とラップを楽しめばいいんです。

 

単調にならない

単調にならない

ラップは言葉や韻だけでなく、リズムやグルーヴ、フローも魅力の一因です。

 

初心者のうちは言葉を出すのに必死で単調になりがちですが、それでは聴いている側も飽きてしまいます。

自分のラップが単調にならないように、声のトーンや言葉の強弱、早口など、様々な工夫を取り入れて変化をつけることが大切です。

 

また、”音に乗る”こともかなり重要です。ラップは基本的にビートに乗って行うものであり、ビートの種類によってBPM(テンポ)やラップの雰囲気もかなり変わります。

音に乗れていなかったりビートを外したラップは、聴いている側も気持ち良くありません。

 

滑舌を意識する

逆にいくらグルーヴやリズム感に優れ、”それっぽく”ラップが出来たとしても、滑舌が悪くリスナーが言葉を聞き取れないと全く意味がありません。

 

ラップは自分の意思を言葉で表現したり、相手の言葉へのアンサーが重要な歌唱スタイル。また、韻を踏むことで言葉を強調したり、リスナーを盛り上げます。

いくらメッセージ性が強く、高度な韻を踏んでいたとしても、それを相手やリスナーが聞き取れず理解できないと、非常にもったいないですよね。

 

滑舌は人によって生まれながらの良し悪しはありますが、ボイトレ(ボイストレーニング)をすることで確実に良くすることができます。

ボイトレの方法にもいくつかありますが、自分のラップを録音して聴いてみたり、とにかく滑舌を意識しながらラップをすることが大切です。

 

感情を乗せる

感情を乗せる

ラップは自分が普段から思っていることや社会へのメッセージを自由に表現できる場でもあります。

しかし、いくら良いリリックを歌ったり上手い韻を踏めていたとしても、棒読みで喋っているだけではお客さんに刺さりません。感情を乗せることで言葉に深みが増し、リリックの内容もよりリスナーに伝わりやすくなるので、お客さんにも強い印象を残すことができるようになります。

 

感情を乗せることで自然と言葉に抑揚がつき、リズムに変化も生まれるので、伝えたいメッセージは感情を込めて熱く伝えるように意識してください。

 

韻を強調する

韻を強調する

ヒップホップは韻を踏みながら歌う文化であり、韻を踏むことでリズム感やメロディを持たせたり、メッセージを強調させることができます。

韻の種類や踏み方にも色々ありますが、基本的に韻を踏む言葉が”長ければ長いほど”、言葉の数が”多ければ多いほど”高度で難しくなっていきます。

 

初心者のうちは即興で高度な韻を踏むことは難しいと思いますが、語尾に踏む韻だけでも強調して歌うことで、”韻を踏んでいる”と周りにアピールすることができたり、ラップのカッコ良さを際立たせることができます。

 

自分のスタイルを確立する

ラッパーにとって自分のスタイルを確立することは非常に重要です。

 

知名度のない初心者が集まったサイファーや初心者同士のMCバトルでは、見ている側からは正直みんな同じようなラッパーに見えてしまいます。

もちろんスキルが断トツで突き抜けていれば、自然と際立って知名度も上がっていきますが、よほどの才能がなければ初心者のうちから一人だけ突き抜けることは難しいです。

 

ラップ自体のスキルを磨くことも重要ですが、歌い方や表現方法、リズム感、ファッションなど、何かしらの自分の個性(オリジナリティ)を出してスタイルを確立することで、周りよりも際立つことができます。

 

 

ラップの練習法

ラップが上手くなりたいのであれば、地元のサイファーやMCバトルの予選など、とにかく現場に出ていって自分のラップを披露していくのが手っ取り早いでしょう。

ボコボコに批判されることもあると思いますが、へこたれずに何回も挑戦し続けることで、スキルも知名度も次第に上がっていきます。

 

とはいえ現場以外にも自分でできる練習も大切です。

 

ラップの練習法は主に以下の通り。

  • 家で練習する
  • カラオケで練習する
  • 動画で学ぶ
  • ボイトレ教室に行く

家で練習する

ラップは家でも一人でできます。

 

GoogleやYoutubeなどのインターネットでビートを検索してみると、いくらでも練習用の無料ビートが出てくるので、PCやスマホ、スピーカーを通して実際にラップをしてみてください。

即興でフリースタイルをしてみたり、自分で書いたリリックを乗せてみてもいいので、いろんな雰囲気やBPM(テンポ)のビートで練習することで、必ずラップは上手くなっていきます。

ご近所の迷惑にならないように音量には注意してください。

 

自分のラップを録音して聴いてみたり、誰かに聞いてもらうとより効果的です。

 

カラオケで練習する

カラオケで練習する

家での練習と違い、カラオケではマイクを使って練習ができるという特徴があります。

 

サイファーやMCバトル、音源制作は基本的にマイクを通して行われるものですが、マイクは使い方によって声の大きさや通り方が全然違います。

 

マイクを正しく扱えないと音が割れてしまったり、声の大きさにブレが出たりすることもあるので、マイクの使い方には十分に慣れておく必要があります。

 

マイクを正しく使うコツは以下の通りです。

  • 口との距離を近くする
  • 口との距離は一定に保つ
  • マイクの角度は真っ直ぐにする
  • マイクグリルを持たない

これらを意識するだけでもマイクの使い方はかなり上手くなるでしょう。

 

マイクを通した声は自分では分かりづらいこともあるので、ボイスメモで録音してみたり、誰かに聞いてもらうことでより効果的になります。

 

音楽・動画で学ぶ

音楽や動画で学ぶ

シンプルにヒップホップの音楽を聴いたり、サイファーやMCバトルの動画をみて学ぶことによってもラップは上手くなります。

 

ただし、自分の好きなヒップホップ音楽をただ聴くだけでなく、曲の意味や繋ぎ方、韻の踏み方、表現方法などを意識して聴くことが大切です。

また、MCバトルの場合は”自分ならどの言葉を拾ってアンサーをどう返すか”など、実際に自分がバトルに出ていることを想定し、頭の中でイメージして戦ってみるのも効果的です。

 

ボイトレ教室に行く

ラップを練習するための最も効果的な方法として、ボイトレ教室に行くという方法があります。

 

前述した通り、ラップが上手くなるならグルーヴやリズム感といった音楽性、そして言葉をはっきりと正確に伝えることができる滑舌と発声法を鍛える必要があります。

自宅やカラオケといった場所で独学で練習するのもいいですが、ボイトレ教室でプロの講師に教えてもらうことで、正しい発声方法やマイクの使い方を習得することができます。

 

独学の場合は間違った声の出し方や歌い方をしていても気づかないですし、変なクセがついてしまう可能性もあります。ボイトレ教室ではプロの指導によって必要な機材を使用して練習できるので、確実にラップのスキルは上達するでしょう。

 

ボイトレは必須

正直、今から本気でプロのラッパーを目指すならボイトレは必須です。ボイトレの有無によってラップの上達スキルが大きく変わり、他人との差も開きます。

 

ボイトレはYoutubeなどの動画を見て独学で行うこともできますが、ボイトレ教室でプロの講師に教えてもうことで、ラップの上達スピードが格段に上がります。

ボイトレ教室に行くことのメリットは以下の通り。

  • 正しい発声方法が理解できる
  • 声が通りやすくなる
  • 歌が上手くなる
  • リズム感が身につく
  • 滑舌が良くなる
  • 声が枯れにくくなる
  • 必要な機材で練習できる
  • マイクの使い方が上手くなる

 

ラップはやみくもに独学で練習してもなかなか上手くならないので、他人と差をつけたいのであればボイトレ教室に通ってみてください。

 

おすすめのボイトレ教室

おすすめのボイトレ教室

ボイトレ教室によって「講師」や「費用」、「コースの種類」など特徴が異なります。

 

ラッパーを目指すために評判の良いボイトレ教室は以下の通りです。

スクロールできます
教室名費用の安さレッスンHP
Beeボーカルスクール・無料体験あり
・マンツーマン
公式サイト
ブラッシュボイス・無料体験あり
・マンツーマン
・コースが豊富
公式サイト
IPC VOICE STUDIO・マンツーマン
・質の高さに定評
公式サイト
おすすめのボイトレ教室
Beeボーカルスクール

Beeボーカルスクールは東京を中心に展開するボイトレ教室です。

レッスンの丁寧さが評判で、個別にカウンセリングから始めるので初心者でも安心。目的やレベルに合わせて丁寧にプランを組み立ててもらえます。

 

無料体験レッスンを受けられるので、都内に住んでいる人は行ってみてください。

 

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ブラッシュボイス

ブラッシュボイスは、全国約20箇所に展開する評判の良いボイトレ教室です。

プロのボイストレーナーが90名以上在籍しており、目的別のコースも豊富。リーズナブルにマンツーマンで教えてもらいたいという人におすすめです。

 

受講生の大半が初めてのボイトレなので初心者にも安心です。

今なら60分のボイトレ無料レッスンが受けられるので、チェックしてみてください。

 

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IPC VOICE STUDIO

IPC VOICE STUDIOはレッスンの質の高さに定評があるボイトレ教室です。

受講生の評判が非常に良く、様々な人の悩みを解決されていますので、短期間で確実に結果を出したいという人におすすめです。

 

現在は東京の2箇所にしか展開されていないので、都内在住の人はチェックしてみてください。

 

 

まとめ

今回は、ラップが上手くなるコツと練習法を解説しました。

 

ラップが上手くなり知名度も上がってくると、自分のファンがついたり、関係者からも様々なイベントに呼ばれるようになります。

プロのラッパーになるまでの道のりは険しいですが、誰にでもヒップホップドリームを掴むチャンスはあるので、努力を惜しまずに挑戦し続けるが重要です。

 

人生一度きりなので、プロのラッパーを目指している人は後悔ないように行動してください。

 

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気になるバトルがあればぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

大阪出身のブロガー。小学生の頃にレゲエにハマり、レゲエの音楽を20年以上聴いています。レゲエDeeJayがMCバトルに出場したのをきっかけに、ヒップホップも聴くようになりました。
ヒップホップやレゲエの音楽・文化をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、ヒップホップやレゲエに関する情報を発信しています。

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