【MATSURI】MCバトルの祭とは?大会の特徴やルール、出場チームを解説

  • 祭-MATSURI-はどんなMCバトル?
  • 出場チームやメンバーを知りたい
  • どんな特徴やルールがあるの?

「祭-MATSURI-」は複数のMCバトル団体が選抜する5人1組のチーム戦で行われるMCバトルイベントです。2023年にMCバトルの新しい企画として始まり、注目を集めました。

この記事では、他のMCバトルとは違う魅力のあるMCバトル「祭-MATSURI-」について、特徴やルールを徹底解説します。出場チームやメンバー、歴代の結果も紹介しますので、MCバトル好きの人はぜひチェックしてください。

過去の「祭-MATSURI-」はAbemaプレミアムで観放題です。他にも戦極や凱旋、口喧嘩祭なども観放題なので、この機会にぜひチェックしてください。

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目次

MCバトルの祭とは?

祭とは、5人1組のチーム戦で行われるMCバトルの大会です。各MCバトル団体が5名ずつメンバーを選抜し、集められたメンバーがチームとなります。チームには1名ずつ大将が選ばれ、大将戦では大将同士が対戦します。なお、チームにはそれぞれ監督も1名ずつ在籍します。

祭-MATSURI-の主催団体

祭の主催団体は以下のとおりです。

祭-MATSURI- 2023
  • KING OF KINGS
  • 口喧嘩祭
  • THE 罵倒
祭-MATSURI- 2024
  • KING OF KINGS
  • 口喧嘩祭
  • THE 罵倒
  • ENTA DA STAGE <new>

「KING OF KINGS(通称KOK)」と「口喧嘩祭」、「THE罵倒」に加え、2024年からは新しく「ENTA DA STAGE」が参戦しました。

監督:NABE, プロデュース:漢 a.k.a. GAMI, プロデュース:yuta3ura, 出演:RAWAXXX, 出演:AUTHORITY, 出演:呂布カルマ, 出演:梵頭, 出演:ACE, 出演:HARDY, 出演:Randy Wati Sati, 出演:SAM, 出演:HI-KING TAKASE, 出演:スナフキン, 出演:MU-TON, 出演:T-TANGG, 出演:D.D.S, 出演:智大, 出演:CROWN-D, 出演:DANIEL a.k.a. 464underground
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祭-MATSUR-の会場と日程

祭は2023年に新しく始まったまだ新しいMCバトルで、現在は年に1度の開催となっています。過去に開催された会場と日程は以下のとおりです。

イベント会場開催日
祭-MATSUR- 2023渋谷HARLEM2023年10月28日
祭-MATSUR- 20241000CLUB2024年10月18日
祭-MATSUR-の日程と会場

「渋谷HARLEM」や「1000CLUB」といった、収容人数(キャパ)が1,000人規模の会場で開催されます。

祭-MTSURI-の出場チームとMC

祭の出場チームとメンバーは、年によって変わります。年ごとの出場MCや関係者は以下のとおりです。

【2023】祭-MTSURI-の出場者

出場チーム・出場MC
  • 【TEAM KOK】
    • [監督]漢 a.k.a. GAMI
    • [大将]MOL53
    • [メンバー]
      • NAIKA MC
      • 阿修羅
      • 崇勲
      • 裂固
  • 【TEAM 口喧嘩祭】
    • [監督]梵頭
    • [大将]晋平太
    • [メンバー]
      • SILENT KILLA JOINT
      • D.D.S
      • K’iLL
      • CIMA
  • 【TEAM 罵倒】
    • [監督]G.O
    • [大将]SIMON JAP
    • [メンバー]
      • 椿
      • Randy Wati Sati
      • VENM
      • BASE
司会
  • D.O
  • 長野
DJ
  • YANATAKE
  • TIGU
レフェリー

MASTER

【2024】祭-MTSURI-の出場者

出場チーム・出場MC
  • 【TEAM ENTA DA STAGE】
    • [監督]サイプレス上野
    • [大将]FORK
    • [メンバー]
      • T-TANGG
      • Donatello
      • SHEEF THE 3RD
      • 句潤
  • 【TEAM KOK】
    • [監督]漢 a.k.a. GAMI
    • [大将]MOL53
    • [メンバー]
      • CHICO CARLITO
      • Shamis
      • 崇勲
      • Maiji
  • 【TEAM 口喧嘩祭】
    • [監督]梵頭
    • [大将]呂布カルマ
    • [メンバー]
      • CIMA
      • POWER WAVE
      • 裂固
  • 【TEAM 罵倒】
    • [監督]G.O
    • [大将]輪入道
    • [メンバー]
      • はなび
      • Randy Wati Sati
      • TK da 黒ぶち
      • 掌幻
司会
  • UZI
  • KENTY GROSS
DJ
  • SN-Z
  • YANATAKE
レフェリー

MASTER

バトルは全試合ABEMAで生配信されるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

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祭-MATSURI-の特徴

MCバトルは主催団体やオーガナイザーによって特徴が異なります。祭は複数の団体による共同イベントであり、他のMCバトルとは違う特徴や魅力があります。

祭-MATSURI-の主な特徴は以下のとおりです。

  • 5人1組のチーム戦で戦う
  • 客室が良い
  • 司会者が独特なメンバーになる
  • バチバチなバトルも多い

5人1組のチーム戦で戦う

祭の最も大きな特徴は、5人1組のチーム戦ということです。他のMCバトルでは、3on3(3人チーム)や2on2(2人チーム)の開催はありましたが、5人チームでのMCバトルは祭が初めてです。

5人全員が同時にバトルをするわけではありません。バトルは3on3や2on2、1on1など、5人の中から選んだメンバーで戦います。(詳しいルールは後述)

チーム戦ではそれぞれの得意やスキルの強みを活かし、バトルの幅も広がります。5人チームならではの連携や掛け合いなど、個人戦にはないおもしろさが魅力です。「各チームの誰と誰が組んで戦うのか」「相手チームは誰が出てくるのか」などを予想して見るとおもしろいです。

客質が良い

祭の客層はガチのヒップホップ好きやMCバトル好きの人が多いので、盛り上がりの歓声も大きいです。客質が良い理由は、バトルの主催団体が「KOK」や「口喧嘩祭」、「罵倒」、「ENTA DA STAGE」といったアンダーグラウンド色が強めの団体だからです。

いわゆるネタ枠やエンタメ系のMCがいないため、本気でバトルが好きな客層が集まります。ラップのスキルやバトルの内容をしっかりと見て判断するお客さんが多いため、プロップスだけや人気投票のような勝敗判定は少なくなります。バトルが本気で好きな人は、ぜひ一度現場に足を運んでみてください。

司会者が独特なメンバーになる

祭では勝敗をジャッジするレフェリーがいますが、それとは別にステージを盛り上げてくれる司会者が2人います。2023年の祭では、レジェンドラッパーの「D.O」さんと、芸人の「永野」さんが司会を担当し、現場を盛り上げてくれました。

2024年の祭では、フリースタイルダンジョンやBATTLE SUMMITの司会を務めるラッパーの「UZI」さんと、レゲエDeeJayの「KENTY GROSS」さんが司会を務めます。他のMCバトルではこのようなポジションはないので、2人の掛け合いや盛り上げ方にも注目です。

どちらの大会もレフェリーは、鎖GroupのメンバーでありKOKの司会をも務める「MASTER」さんが担当します。

バチバチなバトルも多い

主催団体の一つである「THE罵倒」はボディタッチがありという明確なルールがあることが大きな特徴で「KOK」や「口喧嘩祭」「ENTA DA STAGE」も、他のバトル団体に比べるとアンダーグラウンド色が強い傾向にあります。

祭はそれぞれの主催団体の特色が強く含まれているので、出場MCたちもバチバチになったり熱くなったりすることが多いです。高いラップスキルでのバトルや、バチバチな戦いが好きという人は、祭のMCバトルを観てみるのがおすすめです。

祭-MATSURI-のルール

「祭-MATSURI-」のルールはかなり特殊です。5人1組のチームの中からそれぞれメンバーを選抜し、3on3(3人チーム対戦)や2on2(2人チーム対戦)、通常の1対1のバトルなどが行われます。戦うMCは、各チームの監督が発表するスタイルです。

チーム戦のルール

祭の詳しいルールは以下のとおりです。

【2023年】祭-MATSURI-
  1. 第一煙目:3on3
    • 各チーム3名ずつ選出した総当たり
    • 16小節×2ターン(延長は1ターン)
  2. 第二煙目:2on2
    • 各チーム2名ずつ選出した総当たり
    • 16小節×2ターン(延長は1ターン)
  3. 第三煙目:1on1
    • 各チーム1名ずつ選出した総当たり(2回)
    • 8小節×3ターン(延長も同様)
  4. 第四煙目:1on1(大将戦)
    • 各チーム大将同士の総当たり
    • 8小節×4ターン or 16小節×2ターン
  5. スペシャル煙目:1on1on1(監督)
    • 各チーム監督の1on1on1
    • 8小節×2ターン
  6. 第五煙目:フリースタイルルール(全員出演)
    • 全員出場のフリースタイルバトル
    • 1チーム4分のサイファー
【2024年】祭-MATSURI-

未定

勝敗判定とジャッジ

祭の勝敗判定はすべて観客判定です。バトル終了後に、レフェリーが両者のMC名(またはチーム名)を挙げるので、勝ったと思うほうに歓声と手を挙げます。歓声と手が多かったMC(またはチーム)が勝利となり、同等の場合は延長に進みます。

観客判定の良いところは、自分たちもバトルの一部に参加できることです。直接判定に加わることで、現場の盛り上がりや臨場感を生で感じられ、会場全体の一体感が生まれます。

祭-MATSURI-の結果と優勝チーム

祭は2023年から始まった新しい企画なので、まだ数回しか開催されていません。歴代の優勝チームは以下のとおりです。

イベント名優勝チーム
(メンバー)
日程
【2023】祭-MATSURI-TEAM KOK
(MOL53、NAIKA MC、阿修羅、崇勲、裂固)
2023年10月28日
【2024】祭-MATSURI-<予定>2024年10月18日
祭の歴代優勝チーム

各大会の詳細な結果は以下のとおりです。

【2023】祭-MATSURI-の結果

第一煙目:3on3
  1. ◯ 口喧嘩祭:SILENT KILLA JOINT/CIMA/K’iLL vs 罵倒:BASE/Randy Wati Sati/椿
  2. KOK:崇勲/阿修羅/NAIKA MC vs ◯ 罵倒:SIMON JAP/VENM/BASE
  3. ◯ KOK:MOL53/裂固/NAIKA MC vs 口喧嘩祭:SILENT KILLA JOINT/CIMA/K’iLL

各チーム1勝1敗という結果です。

第二煙目:2on2
  1. 罵倒:Randy Wati Sati/椿 vs ◯ 口喧嘩祭:D.D.S/K’iLL
  2. KOK:阿修羅/裂固 vs ◯ 罵倒:BASE/VENM
  3. 口喧嘩祭:SILENT KILLA JOINT/D.D.S vs ◯ KOK:MOL53/裂固

各チーム1勝1敗という結果です。

第三煙目:1on1(6試合)
  1. 罵倒:Randy Wati Sati vs ◯ 口喧嘩祭:K’iLL
  2. ◯ KOK:崇勲 vs 罵倒:BASE
  3. ◯ 口喧嘩祭:晋平太 vs KOK:裂固
  4. 罵倒:SIMON JAP vs ◯ 口喧嘩祭:CIMA
  5. 罵倒:椿 vs ◯ KOK:MOL53
  6. 口喧嘩祭:D.D.S vs KOK:阿修羅

口喧嘩祭:4勝、KOK:2勝2敗、罵倒:4敗という結果です。

第四煙目:1on1(大将戦)
  1. ◯ KOK:MOL53 vs 罵倒:SIMON JAP (16×2 )
  2. ◯ KOK:MOL53 vs 口喧嘩祭:晋平太 (16×2)
  3. 口喧嘩祭:晋平太 vs ◯ 罵倒:SIMON JAP (16×2)

口喧嘩祭:0勝、KOK:2勝、罵倒:1勝1敗という結果です。

スペシャル煙目:1on1on1(監督)
  • 罵倒:G.O vs 口喧嘩祭:梵頭 vs KOK:漢 a.k.a. GAMI

勝者:KOK:漢 a.k.a. GAMI

第五煙目:フリースタイルルール(全員出演)

各チーム4分ずつのサイファー(以下の順)

  • TEAM 口喧嘩祭
  • TEAM KOK
  • TEAM 罵倒

勝利チーム:TEAM KOK

 

【2024】祭-MATSURI-の結果

第2回目の祭は2024年10月18日に開催予定です。結果は随時更新します。

まとめ:祭はチーム戦がおもしろい

祭は「KOK」「口喧嘩祭」「THE罵倒」「ENTA DA STAGE」など、複数の団体が主催するMCバトルイベントです。5人1組のチーム戦で行われるのが大きな特徴で、他のMCバトルとは違うおもしろさがあります。

2023年から始まった新しいイベントですが、出場メンバーやMCが豪華ということもあり、かなり注目度の高いMCバトルとなっています。混戦状態になることも多く、何が起こるかわからない雰囲気も魅力なので、MCバトルが好きな人はぜひチェックしてみてください。

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気になるバトルがあればぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

大阪出身のブロガー。小学生の頃にレゲエにハマり、レゲエの音楽を20年以上聴いています。レゲエDeeJayがMCバトルに出場したのをきっかけに、ヒップホップも聴くようになりました。
ヒップホップやレゲエの音楽・文化をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、ヒップホップやレゲエに関する情報を発信しています。

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