MCバトルの会場一覧と特徴を解説!初心者はどこの場所で観戦するのがおすすめ?

MCバトルが開催される会場は、大会やイベントによって異なり、MCバトルの主催者(オーガナイザー)やイベント団体によっても様々です。特に近年はMCバトル人気が急激に高まっていることから、毎月・毎週のように各地でMCバトルが開催されていますよね。

 

そんな中で、MCバトルに興味があり一度は現場で見てみたい。でも”初心者はどこの会場で見ればいいのか不安”という人もいるのではないでしょうか。

 

今回は、普段MCバトルが開催されている会場の一覧と、それぞれの会場にどのような特徴があるのかを解説します。初心者はどこの会場でMCバトルを見るのがおすすめなのかも解説しますので、参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること
  • MCバトルの会場一覧
  • それぞれの会場の特徴
  • 初心者におすすめの会場

 

目次

MCバトルはどんな場所で開催される?

MCバトルは基本的にクラブやライブハウスなどの音響設備・照明設備が整った場所で開催され、大規模なMCバトルのイベントになると、アリーナなどの収容人数が1万人を超える規模で開催されることもあります。

マイクやDJセット、お客さんを収容するスペースや座席、イベントを盛り上げる証明やモニターなど、アーティストがパフォーマンスを最大限に発揮し、お客さんが存分に楽しめる環境が必要。

 

会場によって音響システムや照明設備、内装のデザインや雰囲気、座席の配置などが異なり、それぞれのクラブやライブハウスごとに独自の個性や特色があります。

お客さんの収容人数(キャパシティ)なども異なるため、開催場所はイベントの規模や種類に応じて、MCバトルの主催者(オーガナイザー)側によって決められます。

 

関連:【MCバトル】各大会の違いを比較!凱旋や戦極、真ADRENALINEの特徴やルール解説

 

MCバトルの会場一覧と特徴

Zepp

Zepp(ゼップ)は、「ソニー・ミュージック」の子会社が運営する、日本全国で展開されているライブハウス(コンサートホール)の名称。

 

会場にもよりますが、収容人数が1,500〜2,500人となっており、中規模以上のライブイベント向け。1階がスタンディング、2階が座席となっており、MCバトルの開催にも適した会場です。

戦極や凱旋、真ADRENALINEなどの主要MCバトルも、Zeppで開催される場合が多いです。

 

過去に開催されたZepp会場一覧
  • Zepp DiverCity (東京)
  • Zepp Namba (大阪)
  • Zepp Osaka Bayside (大阪)
  • Zepp Sapporo (札幌)
  • KT Zepp Yokohama (横浜)
  • Zepp Nagoya (名古屋)
  • Zepp Fukuoka (福岡)

Zepp DiverCity (東京)

Zepp DiverCity
場所東京
収容人数合計 2,473人
– 1階スタンディング– 2,107人
– 2階– 座席 214人、スタンディング 152人
Zepp DiverCity

Zepp Namba (大阪)

Zepp Namba
場所大阪 なんば
収容人数合計 2,513人
– 1階スタンディング– 2,073人
– 2階– 座席 440人
Zepp Namba

Zepp Osaka Bayside (大阪)

Zepp Osaka Bayside
場所大阪 桜島
収容人数合計 2,801人
– 1階スタンディング– 2,351人
– 2階– 座席 310人、後方立見席 140人
Zepp Osaka Bayside

Zepp Sapporo (札幌)

Zepp Sapporo
場所北海道 札幌
収容人数合計 2,009人
– 1階スタンディング– 1,800人
– 2階– 座席 110人、スタンディング 99人
Zepp Sapporo

KT Zepp Yokohama (横浜)

KT Zepp Yokohama
場所神奈川県 横浜
収容人数合計 2,146人
– 1階スタンディング– 1,630人
– 2階– 座席 516人
KT Zepp Yokohama

Zepp Nagoya (名古屋)

Zepp Nagoya
場所愛知県 名古屋
収容人数合計 1,864人
– 1階スタンディング– 1,600人
– 2階– 座席 192人、スタンディング 72人
Zepp Nagoya

Zepp Fukuoka (福岡)

Zepp Fukuoka
場所福岡
収容人数合計 1,526人
– 1階スタンディング– 1,226人
– 2階– 座席 105人、スタンディング 176人、車椅子 19人
Zepp Fukuoka

豊洲PIT・仙台PIT

豊洲PITと仙台PITは、「ぴあ株式会社」が運営するライブハウスおよびイベント会場。

会場は1階のスタンディングのみとなっており、プレハブのガレージホールのような外観が特徴的です。

 

豊洲PITは、王の中の王者を決めるMCバトルの大会「KING OF KINGS」が開催される会場にもなっており、他にも多くのMCバトルイベントが開催されます。

ちなみにPITは「Power into Tohoku」の略称であり、東日本大震災の復興支援をコンセプトに掲げたライブシアターとなります。

 

豊洲PIT

Toyosu PIT
場所東京 豊洲
収容人数3,103人 (1階スタンディングのみ)
豊洲PIT

仙台PIT

仙台PIT
場所宮城 仙台
収容人数1,451人 (1階スタンディングのみ)
豊洲PIT

CLUB CITTA’

CLUB CITTA’

CLUB CITTA’ は、神奈川県の川崎にあるライブハウス。

 

1988年にオープンした比較的昔からあるライブハウスで、収容人数は1,300人と小中規模のライブイベントに適した会場です。会場はフラットなオールスタンディングのみとなっておりですが、ステージは高いので後ろの方からでも見やすいのが特徴的。MCバトルも頻繁に開催されています。

場所神奈川県 川崎
収容人数1,300人 (スタンディングのみ)
CLUB CITTA’

 

Spotify O-EAST

Spotify O-EAST

Spotify O-EASTは、東京の渋谷にあるライブハウス。

ビルの1階が入口となっており2階から4階までが吹き抜けのライブハウスとなっております。

2021年の9月に大幅リニューアルされ、ステージの背面に618インチの大型LEDビジョンが常設されているのが特徴的です。

 

会場はスタンディング(1,300人)とバルコニー席(565席)に分かれており、MCバトルも頻繁に開催されています。

場所東京 渋谷
スタンディング1,300人
バルコニー席565席
Spotify O-EAST

 

WOMB

WOMB(ウーム)は、2000年に渋谷にオープンしたクラブ。

アジア最大級のミラーボールや、高性能なライティング、レーザー等を駆使した照明システムによる、ハイクオリティーな演出が特徴的。基本的にスタンディングのみの鑑賞になりますが、VIP席なども常設されております。

場所東京 渋谷
収容人数1,000人 (スタンディングのみ)
CLUB CITTA’

 

キャパシティは1,000人程度なので他の会場よりは少し小さめですが、小中規模のイベントに適した会場となっており、多くのMCバトルも開催されています。

 

デカ箱での開催

MCバトルは、収容客人数が1万人以上の”デカ箱”と呼ばれる会場の規模で開催されたこともあります。

過去にMCバトルが開催されたデカ箱
  • ぴあアリーナMM
  • 日本武道館
  • さいたまスーパーアリーナ
  • 両国国技館

ぴあアリーナMM

ぴあアリーナMM

ぴあアリーナMMは、2020年に横浜みなとみらいに新設された、音楽イベント専用のアリーナ。

豊洲PITなどのライブハウスと同じく「ぴあ株式会社」が運営しており、収容客人数が12,000人の大型会場です。

場所横浜 みなとみらい
収容人数12,141人
ぴあアリーナMM

 

ぴあアリーナMMは、初めてMCバトルがデカ箱で開催された場所でもあり、「凱旋MC Battle SPECIAL アリーナノ陣」は大きな盛り上がりを見せましたね。

 

日本武道館

日本武道館

日本武道館は、誰もが知る東京の大型イベントホール。

多くのビッグアーティストにより、コンサートやライブ、音楽フェスなどが開催される会場でもあり、最大キャパシティは約15,000人の超大型ホールになります。

場所東京
収容人数14,471人
日本武道館

 

MCバトルでは「戦極MC BATTLE 第24章」や、優勝賞金1,000万円のバトルトーナメント「BATTLE SUMMIT」が武道館で開催されました。

さいたまスーパーアリーナ

さいたまスーパーアリーナ

さいたまスーパーアリーナは、埼玉にある大型の多目的アリーナ。

世界最大級の稼動システムによりアリーナモードとスタジアムモードの切り替えが可能なため、音楽からスポーツまで、幅広いイベントが開催される会場となります。

 

音楽イベントが開催されるアリーナモードでは、なんと最大22,500席のキャパシティを誇り、多くの音楽ライブが開催されてきました。

場所埼玉県さいたま市
収容人数22,500人 (アリーナモード)
さいたまスーパーアリーナ

 

さいたまスーパーアリーナでは過去に「凱旋MC Battle in さいたまスーパーアリーナ」が開催されたことがあり、BADHOPのT-Pablowが出場したことでも話題になりました。

両国国技館

両国国技館は、相撲の聖地として知られる屋内競技施設。

主に相撲が行われる会場として有名ですが、プロレスやボクシングなどの格闘技、コンサートなどの音楽イベントも開催されることがあります。

場所東京 墨田区
収容人数11,098人
両国国技館

 

MCバトルでは過去に「戦極MC BATTLE 第29章」が両国国技館で開催されました。

関連:【戦極MCバトル】主催者は誰?大会のルールや特徴、歴代の結果も解説

 

代々木第一体育館

代々木第一体育館は東京の渋谷にある大型アリーナ。

世界でも珍しい吊り屋根式の体育館となっており、スポーツや格闘技はもちろん、コンサートや音楽ライブも頻繁に開催される会場です。

場所東京 渋谷区
収容人数12,934
代々木第一体育館

 

MCバトルでは、優勝賞金2,000万円の過去最規模のMCバトル『BATTLE SUMMIT Ⅱ』が代々木第一体育館で開催されることが決定されました。

『BATTLE SUMMIT Ⅱ』については下記で詳しく解説しました。

 

MCバトル初心者はどこで見るのがおすすめ?

MCバトル初心者は結論、以下のような会場がおすすめです。

  • Zeppなどの2階席がある会場
  • アリーナなどのデカ箱

 

スタンディングの場合は周りとの距離も近く盛り上がりも凄いので、初心者はついていけない可能性があります。指定席の場合は、自分の席に座って落ち着いて見ることができるので、初心者は2階席(指定席)がおすすめ。

また、収容人数が1万人規模のデカ箱は、普段クラブなどに怖い印象がある人も「この機会に行ってみよう」となり、現場デビューの人も増えるのでおすすめです。

 

「MCバトルを現地で見てみたいけどなかなか踏み出せない」という人は、下記を参考にしてみてください。

 

まとめ

今回は、MCバトルが開催される会場の一覧とそれぞれの会場の特徴、初心者はどこで見るのがおすすめなのかについて解説しました。

 

最近は本当に色々な場所でMCバトルが行われているので、どこに観に行こうか迷いますよね。

それぞれのクラブやライブハウスによって、会場の内装やデザイン、形状、雰囲気などが異なり、会場独自の個性や特徴もあります。

会場によってMCバトルの見方や感じ方も変わってくると思いますので、MCバトルを観に行く際には、ぜひ会場独自の個性も意識して感じてみてください。

 

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気になるバトルがあればぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

ヒプラガのアバター ヒプラガ ライター/ブロガー

大阪出身のブロガー。小学生の頃にレゲエにハマり、レゲエの音楽を20年以上聴いています。レゲエDeeJayがMCバトルに出場したのをきっかけに、ヒップホップも聴くようになりました。
ヒップホップやレゲエの音楽・文化をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、ヒップホップやレゲエに関する情報を発信しています。

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