Red Eye(レッドアイ)は20代前半という若さで、すでにヒップホップ界でもトップクラスの知名度と人気をもつラッパーです。
最近では優勝賞金が2,000万円という過去最大のMCバトルイベント『BATTLE SUMMIT Ⅱ(バトルサミット2)』への出場も決定。『高校生ラップ選手権』以来、約5年ぶりのMCバトル出場に大きく注目を集めています。
今回は、いま最も注目されている若手最有力ラッパーであるRed Eyeについて、過去のMCバトルの戦績と内容を見ていきます。
Red Eyeのバトルスタイル
Red Eyeは独特の声質とフロウ活かし、サンプリングを織り交ぜた戦い方が特徴的。高めのしゃがれたような独特の声質は唯一無二で、音乗りも非常に上手いです。
また、マ◯ファナやガ◯ジャなどのコンプラワードを吐きまくったり、印象に残るパンチラインも非常に多く、お客さんを虜にします。
基本的にどんなビートも上手く乗りこなし、聴き心地の良いラップをします。お客さんのほうを見て盛り上げながらも、相手を見てバチバチにディスるスタイルがカッコいいです。
Red Eyeのバトル戦績
Red Eyeが出場した『高校生ラップ選手権』の戦績は以下のとおりです。
大会 | 結果 |
---|---|
第12回高校生ラップ選手権 | ベスト4 |
第13回高校生ラップ選手権 | 初戦敗退 |
第14回高校生ラップ選手権 | 準優勝 |
第15回高校生ラップ選手権 | 不参加 |
第16回高校生ラップ選手権 | 優勝 |
第12回高校生ラップ選手権の戦績
- 1回戦:◯ Red Eye vs JB
- 2回戦:◯ Red Eye vs TERU
- 準決勝:Red Eye vs ◯ Core-boy (Novel Core)
Red Eyeが初めて出たMCバトルは15歳の時の『第12回高校生ラップ選手権』です。
ブレイズヘアに赤いサングラスという派手な見た目、ビッグマウス、その外見や言動を超えるラップスキルで、観客や審査員を圧倒しました。また、15歳の少年とは思えないほどの数々のコンプラを吐きまくり、衝撃を与えました。
2回戦では優勝候補と言われていたTERUと対戦することになりますが、再延長までもつれ込んだ末、見事勝利します。
TERUを倒して勢いに乗っていたRed Eyeですが、準決勝ではCore-Boy(Nobel Core)に惜しくも敗れます。
とはいえ初出場ながらベスト4という結果を残し、一気に名前を全国に轟かせました。おそらくRed Eyeを知ったきっかけを聞かれると、8割以上は高校生ラップ選手権ではないでしょうか。
第13回高校生ラップ選手権の戦績
- 1回戦:Red Eye vs ◯ 阿修羅
初参戦である「第12回大会」の活躍により期待されていたRed Eyeですが、翌年の「第13回大会」では、1回戦で阿修羅に敗れ、初戦敗退という結果になります。
しかしこのときに、審査員のANARCHYさんから「更生したらCD持って俺のところ来て、音楽やりましょう」という約束をしてくれます。ANARCHYは自分と近い不良であるRed Eyeのラップスキルに目が止まったのかもしれませんね。
第14回高校生ラップ選手権の戦績
- 1回戦:◯ Red Eye vs Kai-Tone
- 2回戦:◯ Red Eye vs 十六夜
- 準決勝:◯ Red Eye vs 藤KooS
- 決勝:Red Eye vs HARDY
続く「第14回大会」にもRed Eyeは出場。神回と呼ぶ人も多いこの大会に、Red Eyeは「ここでかませなかったらラップを辞める」という覚悟で挑みました。結果は決勝でHARDYに敗れ、惜しくも準優勝。優勝者に並ぶほど圧倒的な注目を浴びていたRed Eyeですが、ここまで3回の出場で優勝トロフィーを獲得することはできませんでした。
結果だけみれば全国準優勝という凄い成績ですが、このままでは次の「第15回大会」に出場しても勝てないという思いから、第15回は出場せずに、自身のラップスキルを磨き続けることを決めます。
第16回高校生ラップ選手権の戦績
- 1回戦:◯ Red Eye vs ベル
- 2回戦:◯ Red Eye vs G-HOP
- 準決勝:◯ Red Eye vs S-kaine
- 決勝:◯ Red Eye vs Novel Core
そして満を持して挑む「第16回高校生ラップ選手権」では、かなりのハイレベルな出場者がいるなか、Red Eyeは圧倒的なスキルを見せつけ順当に勝ち続けていきます。
そして前回は届かなかった、全国制覇を懸けた決勝の相手は、「第12回大会」の準決勝で敗れたNobel coreという因縁の対決。Red Eyeの「マイケル・ジャクソンにでもなったつもりか?」がパンチラインでした。
結果は見事勝利し、念願の優勝を果たします。蓋を開けてみればRed Eyeの圧勝とも思える内容の大会でしたね。
優勝後のインタビューでは、「バトルにはもう出ない、ゆくゆくは音楽で世界を目指したい」と話しており、とても優勝直後とは思えないくらいの落ち着きぶりでしたね。
その言葉のとおり、現在は楽曲制作やライブでの活動を中心に活躍しています。
BATTLE SUMMIT Ⅱに出場が決定!
高校生ラップ選手権で優勝してからはMCバトルには出場していなかったRed Eyeですが、2024年に東京の「代々木第一体育館」で開催されるMCバトルイベント『BATTLE SUMMIT Ⅱ』に出場されることが発表されました。
BATTLE SUMMIT 2は優勝賞金が2,000万円という規模のMCバトル大会です。出場するラッパーやヒップホップアーティストは、普段のMCバトルには出ないような音源やライブで活動する豪華なメンバーばかり。
さらにRed Eyeがラッパーになるきっかけにもなった、レジェンドラッパーの「D.O」も出場することが決まっており、大注目のMCバトルイベントになっています。
先生、僕が優勝して練馬に持っていきましょうか?🫡 https://t.co/Sd4coOxYx3
— Red Eye (@_RedEyeofficial) April 27, 2024
MCバトルに出場するのは約5年ぶりですが「高校生ラップ選手権」で優勝するほどの実力を持ち、音源やライブ活動でさらに磨かれたラップスキルが、どのようにバトルサミットで披露されるのか、非常に楽しみです。
バトルサミットの結果
『BATTLE SUMMIT Ⅱ』の1回戦の対戦相手は、なんと『高校生ラップ選手権』で2度戦ったNovel Coreです。
1回戦第1試合から始まった「Red Eye vs Novel Core」ですが、バトル開始前からステージ上でバチバチでにらみ合う2人。先攻のRed Eyeは持ち歌や仕込み、即興を組み合わせて卓越したラップスキルでNovel Coreに攻め込みます。
しかし結果は延長の末、惜しくも敗退でした。
Red Eyeはバトル後、自身のXにて「この負けは今の自分にとって必要だったんだと思う。マイナスも必ずプラスに変える。」とポジティブに発信しました。
まとめ
Red Eyeが出場した「高校生ラップ選手権」の戦績・結果をまとめました。
「高校生ラップ選手権」の動画は、全試合ABEMAで観ることができます。実際にどのようなバトルだったのか気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
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バトルサミットに出場が決まり大注目のRed Eyeですが、2025年には目標である「日本武道館」でのワンマンライブも決まっており、凄まじい勢いで躍進しています。
Red Eyeは間違いなくヒップホップ界をリードする1人になるので、今後の活動も要チェックです。
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